作成:2001・06・15

お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。


SMCタクマー 135mmF2.5(後期型) の思い出

 SMCタクマー135mmF2.5は、その当時の大口径135mmレンズとされていました。新旧2種類のモデルがあり、前期型はSタクマー135mmF2.5と同じ4群5枚のレンズ構成です。後期型のレンズ構成は6群6枚で、全長が僅かに長くなっています。確実に見分けるには絞込みレバーに刻印されているプロダクトナンバーで判断するのが確実です。Kマウントのものに衣替えした後も、Aレンズに135mmF1.8が登場するまで頑張りました。
 Kマウントのものを持っているので、SMCタクマー135mmF2.5は、ついつい後回しになっていました。最近なのですが、フード・キャップ類とケース付きの後期型を譲って頂きました。

 

 SMCタクマー 135mmF2.5(後期型) の印象


 135mmF3.5から135mmF2.5に付け替えると、それなりに大きく重いのですが、ファインダーが明るくなって深度が浅くなるので、もっと長いレンズを付けてたかと錯覚します。
 後期型のSMCタクマー135mmF2.5は、当然ですがKマウントのペンタックス135mmF2.5の描写とそっくりです。絞りを開けてもコントラストもそこそこで、鮮明感はあまりありませんが、ボケ味がきれいな素直なレンズです。この明るさでも、開放絞りでは口径蝕によるレモン型のボケが現れますが、背景ボケが同心円状に流れてみえるということはありません。
 SMCタクマー135mmF2.5は、好みの分かれるところですが、SMCタクマーレンズの描写の特徴をよく現しています。最短撮影距離は1.5mで、フードは200mmF4と共通です。キャップも同じ58mm径です。
 いずれ前期型のSMCタクマー135mmF2.5もぜひ比較をしたいところだと思っていましたが、意外にも・・・。


SMCタクマー135mmF3.5と135mmF2.5の比較

 その他


 インナーフォーカスの大口径望遠レンズだと、ファインダーではなかなか判りませんが、口径蝕でボケが変形し、背景ボケが同心円状に流れたようになって汚く写ることがあります。あるスターレンズは、このような配慮に欠けているところがあり、他社の同クラスレンズに比べるとたいへん残念なところです。
 「せっかくだからいつも開放で撮る」というビギナーには、「絵柄を考えて絞りを調節しなければ高価なレンズが泣くよ」といって導きましょう。
 以上は、貧乏人のヒガミと決め付けて頂いて結構です。


 

 
   

 更新日 : 2004・11・08.