作成:2000・02・24

お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。


SMCペンタックス M28mmF2.8 の思い出

M28mmF2.8の外観は、20mmF4、35mmF2.8、50mmF1.7/F2と同じサイズです。

 このSMCペンタクスM28mmF2.8は、中野の中古カメラ屋さんで研究品として売られていたもので、4千円でした。外観は良好ですが、絞りの動きが若干渋いようです。既に、MZ−5用のFズーム24mm〜50mmF4を使っていたので、特に必要性があって買ったものではなく安さに衝動買いしたものです。絞りの動きの渋さはボディとの相性で問題になるのかもしれませんが、手持ちのボディでの撮影には支障はないようです。ただし、研究品なので、レンズキャップは付いていませんでした。後日オリジナルのレンズキャップは別のお店で購入しました。

 

 SMCペンタックス M28mmF2.8 の印象


 レンズの全長はわずか31mmしかなく、このコンパクトさには感心します。使用感は複雑で、性能とコストのバランスの取れた、実用上は使いやすいまじめなレンズです。しかし、及第点は取れるものの、性能に余裕が感じられません。ですから、開放からそれなりに鮮明な写真が撮れますが、びっくりするほど優秀という印象はありません。
 漫然と撮影すると、味気ないばかりで、美しい写真が撮れません。広角レンズらしい周辺光量の落ち込みも少なく、太陽を画面に入れても、ゴーストさえろくに出ず、フレアでコントラストが落ちるだけと素っ気ありません。
 別にM28mmF2がラインナップされており、描写性能の本命はこちらでしょう。普及価格のM28mmF2.8の写りは充分な性能ではあって、面白みまでとやかくいうのは無理かもしれません。
 最短撮影距離は、0.3mと常識的なところです。

 

 SMCペンタックス M28mmF2.8 の系譜


 28mmレンズ系譜はF3.5とF2のレンズもあってにぎやかです。F2.8のレンズだけを追うと、M28mmF2.8は、76年のフォトキナで発表されすぐに発売されています。KAマウントのA28mmF2.8はレンズ全長が少し長い後継機種になって83年発売で、88年には降板しています。A28mmF2.8と双子のF28mmF2.8は、非球面レンズを採用して一新されたFA28mmF2.8と交代しています。

 

 

 


 

 

   

 更新日 : 2001・06・20.