作成:2000・04・13

お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。


SMCペンタックス M200mmF4 の思い出

外観は200mmF4の望遠としてはそれなりにコンパクトです。

 SMCペンタックスM200mmF4は、フィルタ径が52mmなので敬遠してきました。まだ、どこの中古カメラ屋さんでも在庫があります。今までM200mmF4は、敬遠してきましたが、久しぶりに行った秋葉原のお店に9千円のものがあったので、つい買ってしまいました。同じショーケースにはもっと高いものも数本あるのですが、程度はこれが一番良好です。みんな委託品で、売る人が付けた値段なのでこういうことになってしまうのだそうです。キャップ類はオリジナルの程度の良いものが付いており、塗装の手ずれはフード部分だけで、半つやの輝きも新品に近い状態です。前の持ち主には恐縮だなあ。感謝の気分になりました。

 

 SMCペンタックス M200mmF4 の印象


 SMCペンタックスM200mmF4は、発売された時期や価格から、写りはあまり期待していませんでしたが、開放での写りもそつがなく、なかなかの銘玉です。最短撮影距離まで寄るボケが汚くなってしまうことがありますが、全身像ぐらいだとボケもきれいです。開放から(といってもF4ですが)解像力やコントラストはそれなりにしっかりしていて使いやすいレンズです。
 SMCタクマー200mmF4は、コントラストや発色の点に不満があり、モノクロ撮影でないとちょっと使う気にならないところがありました。しかし、SMCペンタックスM200mmF4には、このような頼りなさはありません。普及価格のレンズですが、そこそこ見かけの鮮明な写真が取れ、撮影を楽しむことが出来るレンズです。完璧な性能ではないからこそ、レンズの味付けや情緒を楽しむことが出来ます。
 不満は、フィルタ径がP・Mレンズなのに52mmであることです。49mmが無理なら58mmでも良いはずですが、MXやMEのコンパクト一眼レフの路線からは徹底したダイエットが必要だったのでしょう。
 200mmの望遠レンズですから最短撮影距離は2mでも不満はありません。このレンズには、親切にも引き出し式のフードがついています。M120、135、150mmの小さなものと異なり、立派な引出しフードが付いています。


 

 レンズマウントキャップについて


  Kマウントレンズのバックキャップ(レンズマウントキャップK)は2種類あります。新しいほうは、KAマウントやKAFマウントの電気接点を保護する傘が付いています。銘も「ASAHI OPT.CO.」から「PENTAX」と新しくなっています。

 SMCタクマー200mmF4をそのままKマウント化したのがペンタックス200mmF4で、フィルタ径は58mmです。76年発表のM200mmF4は新設計で、フィルタ径は52mmです。ペンタックス200mmF2.5も同時代の製品です。M200mmF4は、KAマウント化されブラシアップされたA200mmF4へ継投しました。今では、短焦点の200mmレンズは、大口径のスターレンズだけが残っており、マニュアルはSMCペンタクッスA200mmF2.8ED、AFはSMCペンタクッス200mmF2.8EDが現行品です。200mmF4は、一絞り程度暗いのを我慢してズームレンズの守備範囲となっています。

 

 


 

 

 更新日 : 2002・11・02.