作成:2000・02・24

お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。


SMCペンタックス 135mmF2.5 の思い出

SMCタクマーレンズのマウントと外観デサインを変更しています。

 SMCペンタックス135mmF2.5は、その昔「大口径135mmレンズ」とされていたSマウントのSMCタクマー135mmF2.5をKマウントに化粧直ししたP・Kレンズです。P・Mレンズ時代になっても続投し、SMCペンタックスA135mmF1.8へ継投しています。A135mmF1.8は、中古カメラ屋さんのショーケースにあっても、ため息が出るようなプレミア価格がついています。その点、135mmF2.5は充分手が出せる値段です。常々、手頃な値段だったらば買おうと思っていたレンズのひとつですが、デパートで年2回行われる中古カメラ市で、外観の程度はイマイチでもオリジナルのレンズキャップが付いて1万4千円なので買いました。

 

 SMCペンタックス 135mmF2.5 の印象


 ペンタックス135mmF2.5は、当然ですがSMCタクマーレンズの味付けを引き継いでいます。その良し悪しは好みの問題なのですが、見た目の描写は、さほど鮮明ではありません。絞りを開けて撮った場合でもコントラストが低いということはなく、ボケ味もきれいな素直なレンズで、雰囲気のある絵作りに向いています。
 135mmの望遠レンズですから最短撮影距離は1.5mでも不満はありません。T183、T90やf=30cmのクローズアップレンズを使っても、ズームレンズと違い画像がひどく崩れることはありません。FAFアダプター1.7×を付けても破綻するということもなく充分実用になる画質が確保できます。
 フードは、中古フードのワゴンのなかから買ったものを持っていますが、プラスチック製で、あまりよい雰囲気ではありません。タクマー135mmF2.5/200mmF4の金属製フードも古色蒼然としすぎてあまりマッチしません。


 

 FAFアダプター1.7×に関して


 ペンタックス135mmF2.5は、ME−Fに付けて撮影するより、MZ−5にFAFアダプター1.7×を付けて望遠撮影用としていました。FAFアダプター1.7×を付けても破綻するということもなく充分実用になる画質が確保できます。とはいえ、現在の新しい硝材を使って高度に色収差を補正した望遠レンズではないので、このレンズ本来の素直でおおらかな描写を楽しむようにしています。こんなケチなレンズで撮ったとは思えないような、大口径・長焦点レンズの雰囲気の写真になります。
 運動会で撮影するような時は、使い方に多少コツが必要で、予めマニュアルで像が見える程度まで焦点を合わせてからシャッターを押さないと、すばやい合焦ができません。ピントもカメラまかせの専用AFレンズではこのような芸当は必要ありません。
 そもそも、動体に対する合焦に関して高い性能を持った高級機種はペンタックスにはありませんので、普及価格のMZ−5でもなかなかなものと満足すべきでしょう。
 1.5mの最短撮影距離は、FAFアダプター1.7×を付けると1.2m程度になります。


 

 

F AFアダプター1.7X

SMCペンタックス135mmF2.5との組み合わせは大変気に入っています。
6枚の作例写真のうち4枚がこの組み合わせで撮影したものです。

 


 F AFアダプター1.7×は、F2.8より明るいレンズでないとAF機能が使えないので、マニュアルで使用することが求められています。これは、ボディ側のAF性能に依存するもので、昔のSFXとの組合せでもF2.8なら実用になるということです。AFの能力は、撮影する対象のコントラストや明るさに依存することを理解して使うなら、F3.5やF4でも屋外なら充分使えます。カタログや取説の表現では、F2.8より明るいレンズでないと「絶対使えない」としか取れませんが、「ユーザの判断」で使用すればよいでしょう。もちろん、焦点距離が伸びた分暗くなり、さらに、画質の低下を絞込むことでカバーしようとすると、シャッター速度も限られて来ますので、高感度のフィルムを使うなどの工夫は必要です。
 このF AFアダプター1.7×は、もちろん中古のもので、新橋カメラで求めました。外観の程度は良かったのですが使っているうちにそれなりになってしまいました。


 

 ペンタックス135mmF2.5とFAFアダプター1.7×の組合せは悪くはないのですが、アルバム写真としては、どうも家族のニーズと合ってないようです。MZ−5用に望遠ズームを買ってしまうと、不精になって、このペアの出番はなくなってしまいました。
 尚、FAFアダプター1.7×は最近まで現行品でした。

 

 


 

 

 更新日 : 2002・11・02.