聞いて驚け、見て笑え ・ ・ ・ つんつん・つが_の Kマウントアダプター用フォーカスエイドパッチです。

 


すこし長くなるのですが、つんつんさんの「ペンタ党の伝言版」で『AF機にスーパータクマーをつけてフォーカスエイドできる?』(5月5日:応援魂さん)ということが話題になりました。すなわち、ペンタックスのAF機にKマウントアダプターを介してSマウントのレンズを付けた時にフォーカスインジケーターを動作させるにはという話です。さすが、つんつんさんはすごいことをご存知で、ボディ側の特定の接点を短絡させればよいとのことです。


そこで、私の宿題の内容:

ドーナツ状の金属板でSマウント外形ぴったりのものを作って、押し付ける方法を考えれば良いのですが、マニュアル/オートの切替えレバーを干渉しないようにするのが工夫のしどころ・・・試してみます。
なるべく多くの人が簡単に作れるようなものを考えます。


多くの人が簡単に作れること。従って材料や工具は、特殊な物を使わない。工作も簡単なことを心がけて試作してみました。

 


本フォーカスエイドパッチは、金属のシート状リングとクッション材から構成されます。

要素試作品:SMCタクマー50mmF1.4用  2種類 ・・・・ 作り方はこちらです

当初は、アルミは裁断がし易いので、これでよいかと思ったのですが、アルマイトの皮膜を削り落とすのは結構時間がかかり、形はできても、動作不良が続出することは必須です。

 

実証試作品:SMCタクマー28mmF3.5用  1種類 ・・・・ 作り方はこちらです
そこで、ステンレスシートなら、裁断が容易にできるのではないかと考えたのがこちらです。ただし、0.05mmのシートでも0.5mmのアルミ板と同じくらいでカッターの替え刃は次々と消耗してゆきます。プラ板で裏打ちしてから加工するので、しわしわになりにくいという効果があります。
表面を磨かなくともフォーカスインジケータは作動しますので成功です。


AFボディ   SMCT28mm/F3.5   SMCT50mm/F1.4

使


① レンズに製作した本フォーカスエイドパッチをはめ込む。
② ボディ側のフォーカスモードレバーをMFに切り替えてAFカプラーを引っ込めておく。
③ レンズの脱着は、レンズ着脱ボタンを押してロックピンを引っ込めて行う。


安い
マウントの接点の保護になる


個々のレンズ用専用のフォーカスエイドパッチを製作する必要があり、汎用性がない。
慣れれば手早に良品が作れますが、失敗作のごみがたくさん発生する。


手袋は必ず着用して作業してください。私の左手はこのところバンドエイドが絶えません。
この試作は、ご自身の責任で行ってください。どんなことが起こっても私は責任は負いません。

こんなものを作ると、Sレンズが好き=中高年 と云う偏見に加勢することにならないか心配です。 ・ ・ ・ オヤジにジジイとは云われたくない(^_^)



 この写真は意味なし


更新日 : 2000・07・30.