作成:2000・02・24

お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。


SMCペンタックス Mマクロ100mmF4 の思い出

外観:最小絞りがF32と撮影倍率目盛りがマクロレンズの特徴です。

 1万1千円と4万円近いSMCペンタクスMマクロ100mmF4が秋葉原の中古カメラ屋さんのショーケースにありました。多少難があろうが、くたびれていようが、一応オリジナルのレンズキャップは付いていますので1万1千円のほうを黙って買わない理由はありません。外観がくたびれていることはともかく、最前面のレンズにカビを除去した跡があるので、委託品として安く売るしかなかったようです。

 

 SMCペンタックス Mマクロ100mmF4 の印象


 SMCペンタクスMマクロ100mmF4は、ベローズタクマー100mmF4とコーティングの色こそ違いますが、見た目は同じレンズです。自動絞りののため絞り羽根は6枚になっています。外観は他のP・Mレンズ同様のデザインです。手持ち撮影の際は、適度の太さで長めのヘリコイドで、ホールディグ感が抜群です。ただし、マクロ撮影で、鮮明な写りを期待するには、よくピントを合せ、絞り込んでブレが生じないように三脚に固定するといった作法が必要なことは云うまでもありません。
 しかし、この年代物のマクロレンズを、現在の高性能なマクロレンズと比較することはできません。若干2線ボケがうるさく一般撮影には向いていないようです。残念ながら、接写には使うことはまれにありますが、一度ハイキングに持っていただけで使っていません。捨てがたい味があれば救われるのですが、何か外で使う機会を作りたいと思っています。
 ヘリコイドは0.5倍まで繰り出せ、それ以上はエクステンションが必要です。

 

 

 SMCペンタックス Mマクロ100mmF4 の系譜


 そもそもは、ベローズタクマー100mmF4というヘリコイドのないプリセット絞りのレンズをマクロレンズにしたのがSMCマクロタクマー100mmF4です。
 これをフィルタ径52mmにしたKマウントのものが、SMCペンタクスマクロ100mmF4で、ペンタックスMシリーズとしてフィルタ径を49mmに戻したものがMマクロ100mmF4です。さらにAシリーズのAマクロ100mmF4と90年代前半まで生き抜きました。
 Kマウントのオートベローズで自動絞りが使えるSMCペンタクスベローズ100mmF4は、ずっとフィルタ径52mmのまま現役です。

 

SMCベローズタクマー100mmF4とSMCペンタックスMマクロ100mmF4の絞りの違い

  FAマクロ100mmF3.5という新しいレンズが発売されました。100mmF2.8も立派なのですが、高価で大きいので躊躇しているペンタックスユーザをターゲットにしているのでしょう。このMマクロ100mmF4の軽快さを覚えているユーザにも魅力でしょう。

 

 


 

 

 

   

 更新日 : 2001・06・20.