作成:2021・06・03
お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。
Auto uonomeによる
ここには、HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED の Auto uonome による歪曲補正の効果を、魚眼画像と広角画像を比較して示します。ここでの試写とAuto uonome補正は、ファイルを開いてセーブするだけの「簡単補正」で、焦点距離スライダーや倍率変更スライダーでの微調整はしていません。 魚眼ズームが超広角ズームとしても容易に使えるので、コンパクトな超広角ズームがもう1本増えたようで、とても得をした気分になります。なお、撮影情報(Exif情報)から読んだ焦点距離で補正のパラメータを決定するので、PENTAXのボディにこの魚眼ズームを付けて撮影することが必要で、RAWファイルの現像ソフトはPENTAX Digital Camera Utility 5 がお勧めです。 フルフレーム撮影した魚眼画像を広角画像に変換すると、パースが強調されただけのツマラナイ写真になってしまうこともありますが、部分円周魚眼画像には心踊るものを感じます。。。ワタシには同じレンズで撮影したとは思えません。ついつい、円周魚眼画像で撮影してしまいます 。。。ほどほどの明るさのコンパクトな超広角ズームで 。。。飽きることがありません。。。ともすると、DAレンズなのにフードが外せて円周魚眼像が写るのは、おまけの機能であることを忘れてしまいます。 |
HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 EDの試写とAuto uonome補正(フルフレーム画像) | |||
APS-Cサイズの程よい焦点距離で広大な画角を得ており、撮影した魚眼画像を広角画像に変換すると、パースが整った写真になります。20年前に買ったウルトラワイドヘリアーのファインダーってこんな感じで歪みますが、撮れる写真は超広角画像なのです。個人的には、とても懐かしいものを感じます。DSLRの光学ファインダーで見ても、ある程度は補正後の予想ができて、同じレンズで撮影したことも納得できます。DAレンズとして、本来のAPS-Cサイズでシャープネスのよい部分で撮影して補正するので、倍率変更スライダーを使っても安心です。対角魚眼画像を広角画像にする場合は、0.8倍画像がより自然な感じかもしれません。 |
HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 EDの試写とAuto uonome補正(APS-Cサイズ画像) | |||
パースが整うと焦点距離10mm×0.8倍像の対角の画角は120°を超えます。ここだけの話ですが、20年前のウルトラワイドヘリアーよりもシャープネスは優れていると確信しています。周辺光量低下も目立ちません。 |
ひとりごと
PENTAXのラインナップには、対角画角は120°の超広角レンズは、ズームも単焦点レンズもないようです。 そのためか、紹介される魚眼ズームの写真が広角画像変換されていることが、けっこうあります。コメントなしよりも、目立たぬように"Fisheye Defished"と注釈を付けるのも粋だなぁと思いました。でも、ひっそりとファイルを開いてセーブしただけなのは内緒ですね。 K−1のAPS-Cサイズは最大4800×3200pxですが、K−3やKPなどの微粒子センサーで撮影した画像なら不満はないかなぁ〜と雑念が 。。。いけない 。正気に戻れ。 |