作成:2021・04・26

お断り:恐縮ですが、個人的な感想と独断です。


HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED の歪曲補正(その2)
( SMC PENTAX-F FISH-EYE 1:3.5-4.5 17-28mm 追記 )

魚眼画像-広角画像変換ソフト「uonome」の最適化


会友のPENTAX S3を手入れしてSMC Fish-Eye-Takumar 17mmF4で試写しました。
2003年6月にフラットベッドスキャナで取り込んだ画像は変色・退色なし。

【 Part 4 】 HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED専用カスタマイズ
Auto uonome( Auto uonome Plus )の公開
 
 Processingには、アプリケーションとしてエクスポートする機能があります。Windows環境では、WindowsとLinux用がエクスポートできます。残念ながら、Mac OS X用は出来ませんのでご容赦ください。動作の目安となる環境を以下に示します。
 
推奨環境
  OS
  HDD/SSD空き容量
  メモリ
 
: いちおう Windows 10 64bit(Win 10以外でも64bit版が必須です)
: システムドライブ全体の20%以上(目安としてデフラグが出来る余裕)
: 6GB以上(タスクマネージャで余裕を確認してください)
 
 
 Tiny uonome は、オリジナルを手直しさせて頂いただけです。「EXECUTE」ボタンを押したときに、「SMALL」サイズ(4800×3200px)で再計算してセーブするのでメモリ容量が4GBのPCでも動作すると思います。
 Auto uonome でフルフレームのLサイズで再計算して、メモリ不足"OutOfMemoryError"で止まることなくセーブするには、メモリ容量が4GBでは余裕が厳しいので6GB以上にする必要があるかと思います。「SMALL」サイズでセーブするなら4GBでも足りると思います。まずは、タスクマネージャの[パフォーマンス]でメモリの余裕をみて判断してください。
 Tiny uonome、Auto uonome、Auto uonome Plus は、下からダウンロードできます。まずは、お試しあれ。
 
【今回の改訂】 
2021・12・08.
  Auto uonome 02    : 多くのボディでも使えるよう、撮影情報(Exif情報)の読込方法を改めました。
  AAuto uonome Plus 01 : こちらも同様に撮影情報の読込方法を改めました。

application.windows64 [Tiny uonome]
application.windows64 [Semi auto uonome]
application.windows64 [Auto uonome 02]
application.windows64 [Auto uonome Plus 01]
4800×3200pxでセーブします。メモリ4GB以上。
セーブするサイズは選択可。メモリ6GB以上。
セーブするサイズは選択可。メモリ6GB以上。
セーブするサイズは選択可。メモリ6GB以上。
ZIPは こちら
公開終了
ZIPは こちら
ZIPは こちら

ファイルサイズが、いずれも140MBもありますので、ファイル共有サービスからのダウンロードとなります。

まず、このような表示がでますので、ダウンロードをクリックします。

さらに、このような表示がでますので、ダウンロードをクリックします。


 デスクトップなどの任意のユーザーエリアに、ダウンロードして頂いたZIPファイルを解凍してください。特にインストール操作はしません。その中の"exe" ファイルをダブルクリックすると起動します。185MBのjava、5MBのlib、30KBのsourceというフォルダも出来ていますが、移動、削除しないでください。
 同じエリアに作業用のフォルダを作り、ここに画像ファイルコピーして作業することをお奨めします。

 Windows版のProcessingでは、32bit用のアプリケーションもエクスポートしますが、現時点では、32bit版は"exe"ファイルを起動すると、新しいランタイム(Java Runtime Environment[JRE])のインストール要求が現れます。そもそも、メモリに余裕のない32bit Windows環境での使用は困難ですので、64Bit版だけを公開させて頂きます。

 実は、プログラムって昔の8bitパソコンや、プログラム電卓以外さわったことありません。まずは、JavaやProcessingを学習するサイトを巡ってみて、とりあえず、Processingをインストールしてみました 。。。。恥ずかしながら、Processingインストールだけで、3週間ほど悪戦苦闘してしまいました。

 


謝 辞
 
 からあげ さん作の「uonome」は フリーソフトです。最後ですが、改めて深謝申し上げます。
 

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 更新日 : 2021・12・08.
  Product Code 23130:10-17mm
  Product Code 27000:17-18mm

 

      余 談

[ひとり言] 永遠の課題
 
 1.操作の簡略化(縦画像ファイルの回転)
条件が満たされれば、ファイルを開いた際に、撮影情報(Exif情報)から情報を読み込んで各パラメータを設定できるようにはなりました。
そして、縦画像ファイルの回転が残りました。縦画像のファイルだった場合は自動的に回転して uonome処理すると手間が省けますが、これも、Exif情報の操作です。しかし、ファイルサイズが大きいと勝手に横アングルになったりしますが。。。いずれにしろセーブするときには縦アングルに戻すことも必要ですが、セーブした広角画像ファイルには、そもそもExif情報の領域はありません。
 
 2.撮影情報(Exif情報)の転記
画像の撮影情報(Exif情報)を元の魚眼画像から広角画像に転記できると画像ファイルの整理が楽になるかと思います。欲しい情報は、絞り、シャッター速度、ISO感度、撮影焦点距離等々と限られた項目です。
カメラに付属する「Digital Camera Utility」で見ると、PENTAX独自のメ−カーノート領域のExif情報もみることができます。フリーのExif情報の編集ソフトもあります。自動的に、ヘッダーにExif領域を追加して撮影情報を転記するのは、ワタシにはリスキーで敷居が高すぎます。

 3.画素数アップへの対応

  今後もイメージセンサーの画素数アップが続くでしょう。次は、6100万画素で9520×6328pxでしょうか。今回は、メモリ増設とヒープサイズで対応しましたが、際限なく繰り返すのも無理がありそうです。もっと大きな画像ファイルでも uonome処理したいのですが、対応できるよう逐次処理とかを取り入れるのは、シロウトにはとてもハードルが高くて無理と感じています。

 以上を反映した Full-Automatic version は絶対無理です。期待しないようお願い致します。
 

 そもそも、Processingとはプログラマーではないデザイナーなどのために作られたそうです。ProcessingをインストールするとPDEコンソールというのが出来て、エディタエリアに記述したソースプログラムをコンパイルせずに実行してみることができます。エラーの表示も懇切丁寧ですので、これなら途中で挫折しません。
 ちなみに多発したエラーは、NullPointerException(ぬるぽ)で、何度も何度も、なんでと考え込まされました。まだ判らないところが多いのですが、とにかく強引に完成させました。Processingを学習するサイトもたくさんあり、ワタシのようなシロウトの高齢者でも大丈夫です。

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