フジカST用マクロシネコピー
左が組み立て状態で8mmシネフィルムの1コマがほぼ画面いっぱいに写ります。
付属品ですが、接写リングとマスクが付いています。
接写リングは、M−1(19mm)とM−2(28.5mm)で、16mmシネフィルムには使いません。
マスクは、取り説によると、アパチャープレート8と16というのだそうです。
取扱い説明書には、
接写リングを、55mm、35mm、135mmレンズに使った時の倍率が書いてあります。
ちなみに、55mmF1.8では、M−1だけで0.5倍、二つ併用で1倍です。
フィルムをのせるステージを外すと接写に使えるというのですが、
暗いし、照明も困難、ヘリコイドの繰り出し量もちょっとで、実用上は無理です。
フィルムやプレパラート標本をステージにのせて、光にかざして撮るには重宝。
でも、取扱い説明書には、このレンズの焦点距離と明るさがどこにも書いてない。
発売は1972ごろから発売されていました。
74のカタログでは、8500円になっていました。